Supabase(スパベース)とは、バックエンドの機能をまるごと提供してくれる BaaS(Backend as a Service) のひとつ。
「認証」「データベース」「ストレージ」「リアルタイム通信」といった、Webアプリ開発に欠かせない機能を提供してくれます。
最近はやりのバイブコーディング系ツールでも、バックエンドの連携先として活用されており、利用者数も急上昇中。本記事では、Supabaseについて解説していきます。
【動画編(Youtube)はこちら】
なぜ今Supabaseが人気なのか?
今年一気に広がりつつあるのが、生成AIを使ったコーディング(バイブコーディング)。
Replit、Bolt、Lovable などのAI開発ツールでは、フロントエンド部分を素早く構築できます。ですが、アプリを実際に動かすには 認証やデータベースといったバックエンドが必要です。
このバックエンド(裏側)を簡単に提供できるのが Supabaseです。
バイブコーディング人気と共にSupabaseの人気度も高まっています。supabaseの収益をグラフ化してものがこちら。

2025年に一気に上昇!右肩あがりなんてもんじゃないですね。
参考元:https://taptwicedigital.com/stats/supabase
2025 年には収益が2,700 万ドルに達すると予測されており、まさに「AI時代のバックエンド」としてのポジションを確立しつつあります。
なお大手企業での採用も増えており、最近ではGitHub Next、Meta、Netflix、Microsoftなどの開発チームが実際にSupabaseを導入しています。
SupabaseとFirebaseとの違い
日本では、BaaSとしては、Firebaseが有名ですが、Supabaseとの違いを整理すると次のとおりです。
【FirebaseとSupabase比較】
比較項目 | Firebase | Supabase |
---|---|---|
データベース | NoSQL(Firestore) | SQL(PostgreSQL) |
オープンソース | ❌ クローズド(Google提供) | ✅ オープンソース。自社ホスティングも可能 |
料金体系 | 従量課金制(使った分だけ請求) | 月額定額+超過課金。コストを予測しやすい |
FirebaseはGoogleが提供している安心感はあるものの、そのぶん自由度低め。Supabaseはオープンソースで自由度が高いといえます。
なおSupabaseは、データベースとして PostgreSQL を採用しています。
SQLを使って複雑な検索やリレーション(テーブルの結合)ができるため、業務システムやWebアプリとの相性が良いです。
ちなみに、Firebaseの共同創始者にJames Templinさんという方がいますが、この方は、Supabaseのエンジェル投資家でもあります。

Firebaseの生みの親がSupabaseの将来性を認めて投資しているということで、なかなか興味深いですね。
セキュリティ:Row Level Security (RLS)
Supabase の特徴として、Row Level Security (RLS) があります。
これをオンにすることで「誰がどのデータにアクセスできるか」をSQLレベルで細かく設定可能です。
バイブコーディングではセキュリティ上の懸念がありますが、データベース側でしっかりと制御できていれば、AIツールを使った開発でも安全にアプリを公開できますね。
料金とご留意事項
Supabaseの料金は下記ページにあります。
ざっくり無料プランを中心にまとめると、次の通りです。
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無料プラン(Free Tier)
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月間アクティブユーザー(MAU):最大50,000人
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APIリクエスト:無制限
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データベース:500MBまで
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ストレージ:1GBまで
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データの通信量:5GBまで
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注意点(無料プラン)
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7日間利用がないとプロジェクトが自動的に休止
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90日間利用がないとプロジェクトが削除
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同時に保持できるアクティブプロジェクトは2つまで
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有料プラン(Pro)
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月額 $25〜
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データベース・ストレージ容量が拡張され、商用利用にも安心
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全く使われないと、いつのまにやら非アクティブになってしまうというのが、無料版の難点ですね。
さいごに
Supabaseについてご紹介しましたが、いかがでしょうか。
細かい操作は今回の記事では割愛しましたが、メール認証なども簡単に搭載できますし、データベースへも「RLS」をオンにしておけば、細かくアクセス・動作制限がかけられる。
なかなか便利だと思います。
GitHubで連携コードご紹介しているので、ご興味あれば、見てください。
なお、わたしのほうでは、Supabaseも使った生成AIコーディング(バイブコーディング)セミナーも実施しています。ご興味あれば、下記よりお気軽にお問い合わせください。