Laravelは php artisan ui bootstrap --auth コマンドにより、Bootstrapを使った認証機能を追加できます。その際、最新版のBootstrapがインストールされます。
ただ、もしBootstrapのバージョンをダウングレードしたい場合にどうするか。
手順を解説します。
なおLaravelバージョンは8、Bootstrapは5から4に変更するという前提で記載しています。
LaravelでBootstrapのバージョンを5から4にダウングレードする方法
① Bootstrap4のダウンロード
下記のBootstrapの公式ページにて、Compiled CSS and JS ファイルをダウンロードします。
② ダウンロードファイルをLaravelプロジェクトにいれる
ダウンロードしたフォルダを解凍します。
JSフォルダの中のbootstrap.min.js をプロジェクト内のpublic/js の中にいれます。
CSSフォルダの中のbootstrap.min.css をプロジェクト内のpublic/css の中にいれます。
③ テンプレートファイルを書き替える
resources/layouts/app.blade.phpファイルを開きます。
元々のapp.js と app.cssを無効にし、代わりに②で追加したファイルを読み込むようにします。
さらに jQuery と Popper.js も追加します。こちらは、Bootstrapの公式ページにて【CDNから参照】より、コードをコピーします。
上記を実行すると、コードは次のようになります。
【app.blade.php】
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 |
<title>{{ config('app.name', 'Laravel') }}</title> <!-- Scripts --> {{-- 無効にする --}} {{-- <script src="{{ asset('js/app.js') }}" defer></script> --}} <!-- Fonts --> <link rel="dns-prefetch" href="//fonts.gstatic.com"> <link href="https://fonts.googleapis.com/css?family=Nunito" rel="stylesheet"> <!-- Styles --> {{-- 無効にする --}} {{-- <link href="{{ asset('css/app.css') }}" rel="stylesheet"> --}} {{-- 追加する --}} <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.4.1.slim.min.js" integrity="sha384-J6qa4849blE2+poT4WnyKhv5vZF5SrPo0iEjwBvKU7imGFAV0wwj1yYfoRSJoZ+n" crossorigin="anonymous"></script> <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/popper.js@1.16.0/dist/umd/popper.min.js" integrity="sha384-Q6E9RHvbIyZFJoft+2mJbHaEWldlvI9IOYy5n3zV9zzTtmI3UksdQRVvoxMfooAo" crossorigin="anonymous"></script> <link href="{{ asset('css/bootstrap.min.css') }}" rel="stylesheet"> <script src="{{ asset('js/bootstrap.min.js') }}" defer></script> |
以上です。