Laravel超入門講座、今回から、リレーションに入っていきます。
リレーションを使うと、モデル同士の間で、様々な関係性を構築できます。こうすることで、データベースから値を取得しやすくなります。
Junko
「モデルやマイグレーションってなに?」という場合は、まずは前回までの講座をチェックしておいてくださいね。
リレーションとは
まずは、リレーションとは何か説明します。
リレーションとは、データベース上のテーブルを関連づけるもの。
たとえば、ユーザー情報をいれたテーブルと、投稿情報を入れたふたつのテーブルがあるとします。
ユーザーテーブルの【ユーザーID】と、投稿テーブルの【作成者ID】がイコールの関係になっています。
このようなテーブル間の関係性をリレーションといいます。
Laravelでは、モデルのなかに各テーブル間のリレーションを設定することができます。
リレーションを設定しておくと、次のような利点があります。
- リレーションがあるテーブルのデータをひっぱってこれる
- テーブル情報に変更があれば、自動的に、このテーブルとリレーションがある他のテーブルにも情報が反映される
英語の豆知識
英語でいうとrelation(リレーション)は「関係」。ちょっとフォーマルに使います。
日常会話で使うときはrelationship(リレーションシップ)と言うほうが多いです。
リレーションについて、「こんなものか」と何となくイメージを持って頂いたところで、ここから、実際の例をお見せしていきます。
リレーションはいくつか種類がありますが、まず次回はシンプルなhasOneメソッドから紹介していきますね。