わたしは40代でプログラミングをスタートし、合計1000時間学習し、プログラマになりました。
学習期間中は、家事をしつつ、ライター・翻訳業をしつつ、残り時間はすべてプログラミング。
教材として使ったのは、本とコスパのよい動画教材がメインです。
後半は自分でWebアプリを作成しました。
ただ完全独学というわけではなく、ほぼ独学+完璧に行き詰ったときだけプログラマの旦那に聞く、というスタイルです。
しっかり教えてもらうと、夫婦仲が悪くなるので^^;
「どうしても困ったときだけ、質問できる」存在はありがたかったものの、ただ、プログラミングは独学で進められる部分も多いと思います。
「すきま時間に独学でプログラミングを勉強したい」
「PHP・Laravelのスキルを上げたい」
という方のために、わたしが学習したものの中で「これは役に立った!」と感じた教材と方法を紹介します。
プログラミング学習時間
まず、学習時間のうち訳と、教材の形式について、最初に少しお伝えします。
学習時間のおおまかな内訳は次のとおり。
【プログラミング学習時間内訳】
本で学習 | 100時間 |
動画で学習 | 400時間 |
Webアプリ自作 | 500時間 |
以前まこなり社長が「プログラマになるには600時間~1000時間必要」と動画で言っているのを見ましたが、まさに、この1000時間かかったことになります。
なお本や動画で学ぶときにも実際にコードを入れ、また、ワードファイルに役立ちそうな点を入力しつつ学習していました。
このワードファイルは、非常に役立ちました。
ここからは、内訳別に、実際にスキルアップに役立った教材や方法を紹介していきます。
プログラミング独学に役立つ教材~書籍編
まずは書籍編から。
読んでよかった!と一番感じる本は、たにぐちまこと先生の「よくわかるPHPの教科書」。
とりあえず書かれてあるとおりに進めると、ひとこと掲示板が作れる流れです。
掲示板の作り方はネット上でも良い記事がありますが、初心者がゼロからはじめるには、やっぱり細かい解説が必要。
こちらの本は、データベースの作り方から、とても丁寧に説明してくれています。
逆に「読んだけどイマイチだった~」と思うのは、無料のKindle本。
無料なのは嬉しいのですが、説明の仕方が大雑把であったりして、あまり役に立ちませんでした。
やっぱり、本はケチってはだめですね。
プログラミング独学に役立つ教材~動画編
本を何冊か読んだ後は、主に動画教材で勉強をしました。
実際にプログラミングを学習した順に、3つのプログラミング学習サイトを紹介します。
Paiza パイザ
最初は、Paizaで学習をしました。
学習した講座は次のとおり。
【Paizaで受講した講座】
講座名 | 進捗 |
HTML/CSS講座 | 100% |
Webアプリ開発入門 PHP-Web編 | 98% |
シェルコマンド入門編 | 18% |
メインで学んだのはPHP講座で、動画数は43個ありました。
コードを実際に入れながら学んだので、学習時間は30時間はゆうに超えたかと思います。
Paizaの良いところは、アニメの女の子の声で楽しそうに教えてくれるところ。
ただ難易度が高い内容では、どうも説明が分かりにくく感じて、挫折しました><
Progate プロゲート
次にProgateで学習をしました。
教材がスライド式で非常に分かりやすく、気づけば、結構な量を学ばせてもらいました。
学習した講座は次のとおり。
【Progateで受講した講座】
講座名 | コース |
Jquery | (初級編・中級編・上級編) |
JavaScript | (全5コース) |
Git | |
Command Line基礎編 | |
PHP | (全5コース) |
HTML &CSS | (初級・中級・上級) |
HTML&CSS Flexbox編 |
Progateもコードを入力しながら学習するので、時間はそれなりにかかります。
PHPの中級・上級編講座は、1回行っただけではよく理解できず、2回繰り返しました。
学習時間は、合計で100時間程度かかったと思います。
Progateの良いところは、音声がないので、自分の理解度に合わせて学習をすすめられる点。
入力したコードが間違っているとエラーになり、修正方法が分からないときにはヒントを見れたりするのも嬉しいところです。
ただ、やはりProgateレベルでは、基礎力がつくものの、仕事ができるまでのスキルは身に着かないと感じました。
基礎力を得たら、Progateを卒業して、他の実践的な教材を取り入れたほうが良いかと思います。
Udemy ユーデミー
Progateの後は、Udemy をメインにプログラミングを学びました。
Udemyは様々なスキルが学べるプラットフォーム。Schoo(スクー)などと比較した特徴としては、日本語以外の教材も多い点。
わたしはUdemyでプログラミングやWeb関連の動画講座を9個購入しましたが、そのうち5個は英語です。
なぜ英語の講座かといえば、わたしが英語が得意で、英語力もキープしたいから、というのもあります。
ただそれだけではなく、英語のプログラミング講座の質が高いというのが主な理由。
やはり講座の数や受講者数も英語が多いので、自然と品質が高いものも増えるのかと思います。
わたしが受講した講座のなかで一番おすすめなのは、Edwin先生によるPHP with Laravel for beginners。
UdemyでLaravel講座を検索すると、1位にくるベストセラー講座です。
Udemy講座は、こちらをクリック
↓↓↓
407個・42時間52分の動画でLaravelを基礎から学べる内容になっています。
その中で、わたしはバージョンアップグレードに関するものをのぞき、170個ぐらいの動画を見ました。
コードを組みながら動画を見たので、おそらく、学習時間は200時間程度かけたと思います。
普通、動画講座は緊迫感がないし、どうしても退屈になってきます。
ですが本講座のEdwin先生は常に明るく「Hi My Dear Student!!」と、画面の向こうの生徒に愛情たっぷりに呼びかけてくれるので、こちらのモチベも上がります。
お世話になったEdwin先生には、非常に感謝しています。
ただ講座は細かい説明なく実践重視で、当時のわたしは ついていくのがやっとだった、というのも本音です^^;
また、Udemyの講座は常に大当たりと言うわけでもありません。
Udemyでは他の講座も受けましたが、正直、あたり半分、はずれ半分という印象です。
「合わない講座だった」と思った場合は、少ししか見ていない場合には返金サービスもあるので、あまり悩まず、どんどん受講しちゃうのも良いかなと思います。
プログラミング基礎力を身に着けた後に行ったこと
ある程度教材を使って学んだ後は、自分で掲示板アプリなどを作ったりしました。
何かを作るとなると、「こうしよう!」という、目的に沿ってコードを組んでいくので、実践力を上げられます。
1個のアプリにつき、100時間~200時間程度かけたかと思います。
分からないことがあるときはGoogle先生に助けてもらいましたが、今でもよくお世話になっているサイトを3つ、ご紹介します。
PHP 公式マニュアルサイト
困ったときには、やはり公式サイト。
「arrayなんとかって、あれ、どうするんだっけ?」
「きっとこんな関数があったはず。でも、コードはどう入れるんだっけ」
なんて時に、PHP公式サイトが使えます。
Laravel公式マニュアル
Laravelを使うときは、こちらの公式マニュアルが頼りになります。
「説明が大雑把だなぁ」と感じることも多々ありますが^^;
ブクマにいれて、いつもお世話になっております。
なおわたしはLaravelのニュースレターも取っておりますが、ニュースレターによって、最新情報などを仕入れられます。
ニュースレターは、こちらから加入できます。
めぼしい新機能は随時記事にしているので、ニュースレター購読が面倒な方は、本ブログまでお越しください♪
LARACASTS
Laracastsは動画教材もあるようで、そちらがメインなのかもしれませんが、動画は見ていないので、よくわかりません。
わたしがお世話になっているのは、フォーラムサイト。
困ったときに検索して、同じような悩みに関する回答を参考にさせてもらっています。
自分では思いつかないような方法が載っていたりして、目からうろこなことも!
(とはいえ、常に回答が正しいというわけでもないのですが。)
英語なので、英語が苦手な方にはツライかもですが、基本、それほど難しい単語や文法は使われていません。
さいごに
以上、学習方法・学習時間をご紹介しました。
さいごに告白しますと、プログラミングをいちから学ぶのは、結構大変でした。
学習の途中はつらいこともありました。
というより、日々つらかった、と言ったほうが正確かもしれません。
進捗は目に見えませんし、初心者向け教材でも何を言っているか分からないし。
しょっちゅう、
「どうせわたしには、プログラミングの素質がないんだろうな」
と思っていました。
今でも素質はないと思っていますし、コードが動かないこともしょっちゅうですが^^;
ただ一点、以前とは大きく変わった点があります。
それは、動かない時にはどうしたら良いか、デバック方法や検索方法が分かるようになったことです。
トラブルが起こったり、コードが動かない時、正解は分からなくても、次に何をすべきかは分かる。
学習中はそういった時に、トラブルがあると「うわー、どうしよう」となりましたが、いまは、「さて、原因はどこだろ」と、冷静にデバックをしていきます。
こういうふうに考えられることが、プログラマとしてのスキルがついた証で、また、仕事をする上で必須なのかな、と感じています。
わたしは、この思考とスキルが身につくまでに1000時間もかかりました。
遅いほうかもしれませんし、お世辞にも素質があるとは言えませんが、ただ、途中で諦めなかったところだけは、我ながら頑張ったと思います。
今は、コードを組んでいると楽しく感じることが増えました。
ここまで読んでくださったあなたも、もしかしたら、以前のわたしと同じように「プログラミングの素質がない」と感じることがあるかもしれません。
そんな時でも、あきらめないでください。
プログラミングに限らず、結局、成果が目に見えない中でも続けられるかどうかが、スキルを身につける上で一番大事。
やめたくなるときが、きっと、ふんばりどころです。
なんて、えらそうに書きましたが、本記事が少しでも、あなたの役に立てば嬉しいです♪
なお 記事の途中にも書きましたが、わたしはPHPを学んだあと、すぐに、PHPのフレームワーク、Laravelを勉強し始めました。
これは、なかなか良い選択だったと思います。
おかげで、わりと早い段階でWebアプリをいちから作成できるようになり、プログラマとして仕事ができるようになりました。
ただ正直いうと、 「Laravelを学ぼう」と思った時、自分に合う教材を見つけられず、苦労しました…。
市販の教材は 専門用語が多くて難しく、PHPを学びたての わたしのレベルに合わなかったのです。
当時は「自分にはLaravelは早すぎるのかも…」と、あきらめたくなりました。
最終的には記事で紹介したとおり、Udemyの教材でLaravelを学びましたが、教材についていくのは 大変でした。また動画のみの講座だと先生のコードを後から見返したくても検索できず、不便を感じていました。
Laravelで仕事ができるようになった今、そんな当時を振り返って、
「もっと分かりやすいLaravel教材があったら良かったのになぁ」
「コードが見返せて、Web開発の知識も学べるような教材があったらな。」
と、心から思います。
わたしのように教材が難しすぎて、Laravel学習に行き詰まる人は結構いるんじゃないか、とも思います。もしそれが原因で挫折してしまったら、すごく、もったいない!
こんなふうに考えた時、「それじゃ、わたしが、自分が欲しかった教材を作ってみよう。」と思いたちました。
こうした作成したのが、こちらの「初心者のためだけのLaravelの教科書」です。
教科書どおりに進めてもらえれば、Laravel知識ゼロの状態から、Laravelを使って会員制フォーラムサイトを構築できるようになります。
もし あなたも、以前とわたしのように
「Laravelを学ぼうと教材を買ってみたけれど、難しすぎた」
「PHPを学んだから次はフレームワークを使えるようになりたい。」
と考えていたら、ぜひ、試してみてください。というより、
この学習サイトを試す前に、Laravelを諦めるのは、絶対にやめてください!!
学習サイトでは、わたし自身の経験と想いをこめて、全力で、Laravelを分かりやすく解説しました。基本的なことから、ひとつずつ、説明しています。
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コメント
はじめまして。
私も43歳でプログラムを勉強し始めました。先月4ヶ月間のオンラインスクールが終了したところです。
LaravelプロジェクトをXサーバーへデプロイしたくネットを探していたら、こちらのサイトに辿り着きました。
その他も大変参考になるブログ記事なので、参考にしたいと思います。
これからも楽しみにしてます^^
トトさん、
ありがとうございます!
40代でのプログラミングスタート、一緒ですね^^
Laravelについては色々書いているので、ぜひ活用して頂けたら嬉しいです。
これからも、よろしくお願いします。