Laravelを学び始めると、「コマンド」を入力する必要がでてきます。
40代でプログラミングを学び始めた私にとって、コマンドは最初は「??」でした。
ただ、知ってみれば、すごくシンプルで簡単です。
Laravelを使う際に知っておくべきコマンドと、必要なポイントを解説しますね。
コマンド用のツール
まずはコマンドを入力するためのツールを準備しましょう。
コマンドは、Windowsならコマンドプロンプト、MACならターミナルを使って入力します。
コマンドプロンプトはWindowsシステムツール/コマンドプロンプトを選択してください。
Visual Studio Codeのようなツールであれば、ツール内でターミナルを使えます。
Laravelを使う際にも、非常に便利なツールです。
Laravelで必須なコマンドの入力方法
ツールを起動後、コマンドを入力していきます。
Laravelを使う場合には、まずはLaravelをインストールする(した)フォルダに移動する必要があります。
フォルダの移動には、cd コマンドを使いますが、これがLaravel必須コマンド。
使い方を説明します。
フォルダの中に移動する
windowsでは【ドライブ名 :¥フォルダ名】で、場所が表示されます。
今いる場所がCドライブのルートフォルダなら、【C:¥】となります。
ここから【xampp】フォルダに移動するには、次のように入力します。
1 |
cd xampp |
フォルダを2階層移動したいときには、スラッシュを使います。
xamppフォルダの中のhtdocsフォルダの中のlaravelフォルダに移動したい場合は、次のように入力します。
1 |
cd htdocs/laravel |
フォルダの外に移動する
フォルダの外に移動したい場合には、【..】を使います。
たとえば、【cms】フォルダにいて、ひとつ上のLaravelフォルダに移動する場合は、こちら。
1 |
cd .. |
ふたつ上の階層に移動する場合は、スラッシュを使います。
1 |
cd ../.. |
フォルダはディレクトリとも呼ばれる
なお、フォルダのことをディレクトリと呼んだりもします。
資料の中などに「ディレクトリ」という言葉がでてきたら、「フォルダのことだな」と考えておきましょう。
厳密にいうと違いはありますが、あまり気にしなくてOK。
ちなみに最初に紹介した cd コマンドは、【change directory (ディレクトリ変更)】という意味です。
少し面倒なお話
上記のような感じで使っていただくと、操作に問題はないかと思います。
正確にお伝えするために、ちょっと面倒な説明を加えると、【/ (スラッシュ)】 は、フォルダの階層分けもできますが、コマンドプロンプト(cmd)では【オプション】の意味で使われます。
たとえば、コマンドプロンプト上で【dir /?】と入力すると、ヘルプ表示してくれます。
また、スラッシュだけでなく、バックスペースを使っても、フォルダを区切ることができます。
バックスペースは、キーボードの【ろ】の文字を半角モードで入力すると表示されます。
バックスペースはフォントによってと 表示されたり
と、円マークで表示されたりします。(通常は円マーク)
表示のされ方が違うだけで、操作に違いはありません。
さいごに
今回のまとめ
- Laravelではコマンド入力は必須
- Laravelで絶対必要なコマンドはcdコマンドだけ
コマンドについては、実際に使っていけば慣れていきます。
なお、わたしのほうでは
「コマンド操作は詳しくないけど、Laravelを学びたい」
「デプロイして、プロジェクトを公開したい」
という方向けに、Laravel学習サイトを運営しています。
Laravelの使い方を学びながら、フォーラムサイトを作っていく実践的な講座です。
現在、基礎編を無料プレゼント中。詳しくは、こちらのページを見てみてくださいね。
ご興味があれば、ボタンを押して、講座紹介ページを見てみてくださいね。
キーボードのWindowsマーク+【R】キーを押すと、左下に「ファイル名を指定して実行」と出てきます。
ここから【cmd】と入力しても起動します。