Laravelで作成したアプリに決済機能をつける際、PaypalとStripeのどちらがよいか。
3つのポイント別に、PaypalとStripeの比較をしていきますね。
Laravelの決済機能はPaypalとStripeのどちらを選ぶべきか
まずは比較表はこちら。
決済手数料 | マーケットシェア | Laravelとの連携資料 | |
Papal | 〇 | 〇 | △ |
Stripe | ◎ | △ | 〇 |
PaypalとStripeの決済手数料比較
PaypalとStripeの決済手数料はこちら。
月間売上高 | Paypal(ビジネスアカウント) | Stripe |
30万円以下 | 3.6% + 40円 /件(標準レート) | 一律3.6% |
30~100万円 | 3.4% + 40円 /件 | 〃 |
共に月額固定費などはなし。
どちらも同じ程度ながら、30万円以下なら、Stripeのほうがややお得ですね。
PaypalとStripeのマーケットシェア比較
アメリカのDatanyze社というデータ提供会社の調査結果によると、2020年11月のマーケットシェアは下記のとおり。
過去4年間のうちにPaypalとStripeを導入したウェブサイトと、やめたウェブサイトの数はこちら。
搭載したサイト数 | 搭載をやめたサイト数 | 変化 | |
PayPal | 11,899 | 15,093 | -3,194 |
Stripe | 5,033 | 4,778 | 255 |
*参考サイト:datanyze.com
Paypalを採用するサイトのほうが多いものの、Paypalは導入するサイトより、やめるサイトのほうが多い模様。
このままの状況が続けば、シェアはどんどん減っていくのでは、と予想されます。
とはいえ、現状はやっぱりPaypalのシェアが高いですね。
PaypalとStripeのLaravelの連携に関する参考資料比較
PaypalとLaravelの連携ですが、Laravel8の公式マニュアルにも、特に記載は見当たりませんでした。
一方、LaravelとStripeは相性がよく、Laravelの公式ファイルにもStripeについて掲載があり。
結構ざっくりしているので、これで万全とはいえないですが。
ただ、こういった状況から、Laravelとの連携に関する資料は、Stripeにやや利があるように思います。
ちなみにStripeは日本の三井住友カードと資本業務提携しているようで、今後、日本でさらに広がっていくと予想されます。
結論と補足注意点
今回のまとめ
- PaypalとStripeの手数料はほぼ同じ
- 現時点ではPaypalのほうがマーケットシェアが多い
- Laravelの公式マニュアルには、Stripeとの連携に関するものがある
Laravelアプリで使う決済機能としては、Stripeのほうがやや良い感じです。
とはいえ、シェアはまだペイパルのほうが多く、知名度も高い。
なお、どちらと連携させるにしても、それなりに面倒はあります。
ブログや動画などでも解説がありますが、残念ながら、数年前の方法は通用しないことも結構あります。
わたし自身、身をもって経験しました^^;
メンドウな連携についても、また別記事にしていきますね。