Progate(プロゲート)や本でPHPの基本を学んだ後は、実際のWebアプリを作ってみたいですよね。
あまり難しいものは挫折しそうだし、何を作ったらよいかな。
こちらの記事は、そんな方のために作成しました。
7回の記事を通じて、簡易的な掲示板を作成する内容です。
なぜ掲示板かといいますと、掲示板なら機能も少なめですし、PHPとMySQLを使いながら作るので、データベースの使い方も習得できるからです。
「どんな掲示板ができるのかな。」と思ったら、下記の紹介動画をクリックしてくださいね。
↓↓↓
なお記事では掲示板に必要なコードはご紹介しますが、デザイン部分は省略しています。
デザイン部分も含めた形で、GitHubにコード公開しています。全体のコードを見たい時に、参考にしてください。
いいなと思ったら、GitHub右上のStarボタン、クリックしてもらえると、嬉しいです。
掲示板作成手順
作成の手順は7つのページに分けて解説しています。
順番にご覧ください。
① 設計図を作って、データベースの準備をしよう
どんな掲示板にするか、データベースに登録する項目を考えます。
これに合わせて、実際にデータベーステーブルを作成します。
②会員登録画面をつくる 前編
次にPHPとHTMLで会員登録画面を作ります。
HTMLのフォームとPHPを連携させる方法を解説します。
③会員登録画面をつくる 後編
会員登録をする際、きちんとした値を入れてもらう必要があります。
そのためにパスワードが短すぎたり、フォームが空欄だったりしたときにはエラーを返す設定をします。
④会員登録確認画面をつくる
確認画面を作ります。
ここからいよいよデータベースとの連携が始まります。
ユーザーが入力した情報をデータベースに保存する方法を解説します。
⑤ログイン画面をつくる
登録した情報を使って、実際にログインをします。
ユーザーが入力した情報が、データベース上の情報と合っている時だけログインできる仕組みを作っていきます。
⑥投稿画面をつくる
ログイン後の投稿画面を作ります。
セキュリティ対策のため、トークンを発行し、セッションのトークンと投稿されたトークンが同じときだけ投稿が可能、という仕組みを作ります。
⑦削除画面をつくる
投稿画面に、消したい投稿を削除できるオプションを追加します。
ただし、何でも消せると困るので、ログインしたユーザーが自分の投稿だけ削除できるようにします。
ここでもデータベースとの照合を行い、ログインユーザー=投稿者であるときのみ削除できる仕組みを作っていきます。
簡易掲示板作成によって習得できるPHPスキル
簡易掲示板を作ることで、次のスキルがつきます。
- MySQLとPHPの連携方法
- HTMLのフォームとPHPの連携方法
- PHPを使ったWebアプリの設計の仕方
- PHPによるセキュリティ対策の仕方
作成中に色々調べる癖がつきますし、実際にちゃんと作成できると、自信もつきます。
開発環境について
最初に私の開発環境を紹介しておきますね。
開発環境 | Windows10・XamppとMYSQL利用 |
---|
MacだとXAMPPではなくMAMPですが、大きな違いはないかと思います。
テストに使用したXAMPPのバージョンは、8.1.12です。
なお本番環境にうつしたい場合には、色々なサーバーが使えますが、おすすめはXserverです。開発環境のデータベースをエクスポートしたデータは、問題なくXserverのデータベースにインポートできました。
ただ公開しないのであれば、本番環境は不要です。
さいごに
次回から掲示板の作り方を解説していきます。
ひとつずつ、ステップをこなしていきましょう♪
2023年4月13日:
こちらの記事シリーズは、2023年4月23日に大幅に見直し、修正をしています。