Webライターって今後も稼げるの?
Webライターの仕事は今後も需要が増えると予想されます。
Web上で良質なコンテンツを作る重要性はますます高まるでしょう。
ただネガティブな要素もあり、収入は2極化する可能性が高い。
稼ぎ続けられるライターに必要と思われる条件を解説していきますね。
Webライターの需要が増える理由
世の中には「Webライターオワコン」という言う人もいます。
ですが、どちらかというとオワコンは次のふたつ。
- 紙のメディア
- 訪問営業
この2つが衰退していく可能性はかなり高いでしょう。
これに伴い、必然的にWebライター業の需要は増えていくと予想できます。
紙のメディアは衰退していく
紙のメディアが衰退傾向にあることは、もう、疑問の余地がないですよね。
私が子供の時にあった「小学〇年生」シリーズは、3年前にすでに廃刊していました。
かろうじて小学1年生だけ生き残ってます。
あと小学8年生という全学年向けが出てますね。
うちの娘が大好きなので、ぜひ続いてほしい!
あの「東京ウォーカー」も廃刊が決まっています。
これだけ情報があふれる時代、紙ででてくる情報は古すぎるし、お金もかかる。
今後も紙のメディアは減り、その分、情報はWebで得る流れが加速するでしょう。
訪問営業は衰退していく
今後テレワークがすすめば、オフィスに人が減っていきます。
すると訪問営業で物を売る方法は厳しくなっていくでしょう。
また感染防止策がただよう中で、イベントやセミナーでのマーケティングも苦戦を強いられるのではないでしょうか。
こうなると、コンテンツマーケティングに力をいれる企業が増えていくと予想できます。
コンテンツマーケティングとはブログ記事などで有益な情報を発信し、見込み客を惹きつける方法。
記事を作るには、当然、優秀なライターが必要となるわけです。
ライターの将来って安全だにゃ。
うん。でも不安な要素もあるんだよね。
Webライターの将来が暗い3要素
明るい材料ばかりでなく、Webライターの将来が暗くなる要素もあります。
今後のために、ぜひここを押さえておきましょう。
AIによる自動ライティングでライターは不要になる
何といっても、一番の不安要素はAIに仕事を奪われることですね。
ライターに限らず他の仕事でも今後自動化が進み、人の仕事は減っていくと言われています。
今後残る職業・消える職業は、こちらの記事をご覧ください。
ちなみに今でも既にAIによる自動ライティングツールはあります。
どれぐらいの精度なのか、ちょっとお見せしますね。
こちらは「articoolo」というサービスを使って「SEO ライティング」というキーワードで自動作成した文書。
【AIライティング例】
最初に読者のために記事を書き、1つの中心的なトピックに焦点を合わせてください。
書くことはあなたが練習するにつれて流れるものです。
ちょっとおかしいですが、少し直せば使えそうですね。
しばらくすれば精度がさらに上がり、どこかで見たような文章なら自動で作れるようになるでしょう。
なお上記の文は読めない箇所が多いですが、これは無料版のため。
「articoolo」ではサンプルを読んで気に入ればお金を払うというシステムになっています。
在宅ライター業の人気が高まる
もうひとつの不安要素としては、在宅ライター業の人気が高まるということ。
そもそもライターって場所を問わずできちゃいますし、資格も不要。
今後、日本の景気は落ち込む可能性が高いと見られています。
職を失った人たちは本業または副業としてライター市場に流れ込んでくるでしょう。
つまりライバルがどんどん増えて競争が激しくなっていくと予想されます。
えー。どうしたら良いの?
稼げるWebライターになる3つの条件
世の中が変化する中で、これからWebライターの世界は2極化が進んでいくでしょう。
割に合わない安い仕事しかないライターと、品質の高い記事が書ける稼げるライターに分かれるはずです。
当然、稼げるライターとして生き残りたいですよね。
そのために必要な条件として、次の3つが挙げられます。
稼げるライターの条件①独自性を持つ
AIに仕事を奪われないようにするには、独自性が重要。
ちなみにGoogleもコンテンツの独自性を重視しています。
(今回のアップデートにより)オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
参照元:Googleウェブマスター向け公式ブログ「日本語検索の品質向上に向けて」
自分にしか書けないものを書くには、やはり自分自身の経験が大事。
人生経験、社会人としての経験を高めていきましょう。
変わった趣味や体験もコンテンツのネタになるので、好奇心が強い人は有利ですよね。
稼げるライターの条件②学び続ける
2つ目は学び続ける事。
企業のブログを書くなら、その商品や競合について知っておかねばならない。
また検索上位にくるために、SEOの知識も必要になります。
こういった知識や情報は一度知ったら終わりではなく、日々学び続けなければなりません。
知識を得るのが好きな人が強い、ということですね。
稼げるライターの条件③ひとつのクライアントに依存しない
3つ目は1つのクライアントに依存しないこと。
あなたより安くて良いライターがいたら、クライアントは浮気するかもしれない。
フリーの身である以上、こういったリスクを常に意識しておく必要があります。
1か所に収入を依存するのは危険なので、保険を作っておきましょう。
言うは易しで、むずかしいけども。
まとめ
- Webライターの需要は増える可能性が高い
- ただしAIやライバルに仕事を奪われる可能性も高い
- 稼げるライターと稼げないライターに二極化が進む
結局、ライター業が好きで、学び続ける人が生き残るんじゃないかなって思います。
他の仕事でも、きっと、同じですね。