ひとつのプロジェクト内でBladeファイルとVueファイルを使う場合、ルート設定ファイルを2つに分けたほうが、使いやすいですよね。
どのようにするか、手順を解説します。
LaravelでInertiaを使う際にVue用とBlade用にルート設定ファイルを2つに分ける方法
既にプロジェクト内にInertiaが入っているという想定で説明していきます。
もしまだの場合、Inertiaインストールには下記記事が役立ちます。
① ミドルウェア設定を変更
app/Http/Kernel.phpファイルを開きます。middlewareGroups/web内の
HandleInertiaRequests::classを削除します。
【変更前】
次に、上記コードの下に、下記コードを加えます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
'inertia' => [ \App\Http\Middleware\EncryptCookies::class, \Illuminate\Cookie\Middleware\AddQueuedCookiesToResponse::class, \Illuminate\Session\Middleware\StartSession::class, \Illuminate\View\Middleware\ShareErrorsFromSession::class, \App\Http\Middleware\VerifyCsrfToken::class, \Illuminate\Routing\Middleware\SubstituteBindings::class, \App\Http\Middleware\HandleInertiaRequests::class, ], |
【変更後】
② ルート設定作成
routesフォルダの中にinertia.phpファイルを作ります。
その中に、inertia用のルート設定をいれておきます。
③ RouteServiceProvider編集
app/Providers/RouteServiceProvider.phpを開きます。routesの中に下記を加えます。
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Route::middleware('inertia') ->group(base_path('routes/inertia.php')); |
以上となります。
さいごに
Blade用とVue用でルート設定ファイルを分けておくと便利だと思ったので、方法を記事にしておきました。
InertiaやVueについて、ご興味あれば、他の記事も参考にしてくださいね。