Laravelで使えるWYSISYGエディタはいくつかあります。
画像なしなら無料版でいけますが、画像の添付ができるファイル管理付になると有料版が必要。
果たしてどちらがお得か、比較してみます。
Laravelで使えるWYSIWYGエディタTinyMCEとCKEditor比較
TinyMCEとCKEditor価格の比較
まずは価格の比較をしてみます。
帯域幅とは、1か月でダウンロードできる容量です。
エディション | 月間契約 | 年間契約 | 容量 | 帯域幅 | |
---|---|---|---|---|---|
TinyMCE | Cloud Essential | 30ドル/月 | 25ドル/月 | 2.5GB | 25GB |
Cloud Professional | 90ドル/月 | 75ドル/月 | 10GB | 100GB | |
CKEditor | EasyImageオプション | 17ドル/月 | 17ドル/月 | 1GB | 5GB |
EasyImageオプション | 35ドル/月 | 35ドル/月 | 5GB | 25GB | |
CKFinderオプション | 15ドル/月 | 13ドル/月 |
参考ページ(最新の価格はこちらをチェックしてください)
- TinyMCE:https://www.tiny.cloud/pricing/
- CKEditor: https://ckeditor.com/pricing/
CKEditorは、【Easy Image】というオプションをつけることで、画像機能を追加できます。
一番安いEasy ImageオプションはTinyMCEより安いものの、容量や帯域幅も少な目。
なおCKEditorには、【CKFinder】というオプションもあります。
これはAmazonやDropBoxなど外部に別途ファイルを保存できる機能。
Easy Imageのように色々な機能はないものの、お値段だけいえば、当然ながら最もお得といえるでしょう。
TinyMCEとCKEditorのお試し期間版比較
TinyMCE | 14日間 |
---|---|
CKEditor | 30日間 |
どちらのツールも有料版になる前に、お試し期間があります。
ただし利用期間に大きく差がありますね。
なおどちらも有料版とは別に無料版があり、これは、ずっと使い続けられます。
画像を扱う必要がないのであれば、無料版でよいのですが。
やっぱり無料で使いたい人へ
商用で使うのであれば、やはり有料版のほうが安心です。
ですが
「個人用のサイトで使いたい。」
「とにかく無料のほうがよい!」
という場合には、GitHubにあるツールを使えば、無料で使えます。
【Laravel】【filemanager】などの単語で検索すると、色々ツールがでてきます。
一番人気そうなのは、こちらのUnisharp。
TinyMCE、CKEditorどちらとも連携が可能なファイル管理システムを無料で提供しています。
無料なのにサポートもしっかりしているというありがたいサービスです。
別の記事で使用方法などまとめているので、気になったらみてみてください。
ただし注意してもらいたい点があります。
公式ツールとかではないので、TinyMCEがアップグレードしてしたとき、連携ができなくなったりといったトラブルが過去に起こっています。
こういったトラブルが起こった時にも、大きな支障がないサイトで使っておくことをおすすめします。
まとめ
今回のまとめ
- TinyMCEとCKEditorの価格は一長一短
- 細かい機能が不要ならCKEditorにCKFinderのオプションを付けるのが安い
- 無料が良い人はGitHubでファイルマネージャーを落とすのも手
また機能に関する記事も書いていきます。
なおLaravelにフォームを設置してデータベースを連携させる方法ですが、summernoteというWYSIWYGエディタの使い方の記事が参考になります。
ご興味があれば、併せてチェックしてみてください。