Stripeのテストをする際に役立つダミーカード情報と、HTTPステータスコードをまとめました。
問題があるカード番号が入った場合、確実に課金されないようになっているかのテストに使えます。
本番環境に移行する前にのチェックにお役立てください。
Stripe決済をテストする時に役立つダミーカード情報
Stripeでよく使われるテンプレートフォームでは、次のようなデータが必要になります。
- ダミーカード番号
- 有効期限:将来の日付をいれる
- CVC番号:3桁の数字
- 郵便番号:郵便番号
郵便番号データは、日本で入れることはあまりないですよね。
Javascript側に【hidePostalCode】といれることで、郵便番号を非表示にできます。
以下、課金が成功するカード番号と、エラーが出るカード番号をご紹介します。
課金が成功するダミーカード番号
次のカード番号をいれると課金は成功します。
StripeではデフォルトでVisa, Mastercard, American Expressの支払いが可能。
JCBやApplePayなどは、別途リクエストが必要になります。
4242 4242 4242 4242 | Visa |
4000 0566 5566 5556 | Visa (デビット) |
5555 5555 5555 4444 | Mastercard |
5200 8282 8282 8210 | Mastercard (デビット) |
5105 1051 0510 5100 | Mastercard (プリペイド) |
3782 822463 10005 | American Express |
3714 496353 98431 | American Express |
*参考元:Stripe Testing
課金が失敗するダミーカード番号
課金が失敗するコードはこちら。
エラー処理がきちんと入っていれば、課金が実行されることはありません。
4000 0000 0000 0101 | CVCチェック失敗。もしCVCコードバリデーションに引っかかる支払いをブロックしている場合、課金されません。 |
4000 0000 0000 4954 | リスクレベルが高い課金 |
4000 0000 0000 9995 | 資金不足のため課金できない |
4000 0000 0000 9987 | 紛失カードになっており、課金できない |
4000 0000 0000 9979 | 盗難カードになっており、課金できない |
4000 0000 0000 0069 | カードが期限切れのため、課金されない |
4000 0000 0000 0127 | CVCコードが間違っており、課金されない |
4000 0000 0000 0119 | プロセスエラーコードがあり、課金されない |
*参考元:Stripe Testing
通信が成功したかどうかの確認方法
通信がうまくいったかどうか確認するには、HTPPステータスコードが使えます。
ステータスコードはGoogle Consoleで確認できます。
HTTPステータスコードの意味は、下記のとおり。
HTTPステータスコード | 意味 |
200 | 成功 |
400 | 必要なパラメータがない等のため、リクエストが承認されない |
401 | APIキーが無効 |
402 | パラメータはあるが、リクエストが失敗した |
403 | APIキーにリクエストを実行する許可がない |
404 | リクエストされたリソースが存在しない |
409 | 同じキーを使っている等のため、リクエストが他のリクエストと競合している |
429 | リクエストが多すぎる |
500番台 | サーバー側でエラーがある |
*参考元:Stripe Errors
4××の番号は、カード情報にエラーがある場合にでます。
5××の番号は、サーバー側に問題がある場合です。
500番台のエラーが出た場合には、プログラムのコードに間違いがないか、チェックしてください。
なお、Webhookを設定しておくと、各動作ごとのHTTPステータスコードが見れて便利です。
Webhookと設定方法は下記で解説しています。
LaravelとStripeの連携については、関連記事で色々解説中です。
テストを万全にして、安心な決済システムを作っていきましょう♪
ひとことメモ
Google Consoleを見るには、Googleのデベロッパーツールを起動します。
WindowsならF12キー、MacならCommand+Option+Iキーを押します。