WordPressが遅い時の3つの解決法【10分で速度改善】

SEO検索対策

Googleは今後ユーザー体験を重視すると言っています。

つまり速度はSEO対策でも重要になるだろう、ということ。

速度を測る指標として、Google は PageSpeed Insights を提供してくれています。

このツールにつっこまれた部分を修正すれば、速度は簡単に上がります。

修正方法を必要な時間とレベル別に紹介しました。

10分で出来るものも多いので、気軽にトライしてみてくださいね。

じゅんこ
じゅんこ

全て実施すれば効果抜群。

わたしのサイトは59点アップしました。

はじめに:Webサイトの速度を計測する

まず最初に今の速度をチェックしておきましょう。

GoogleがPageSpeed InsightsTest My Site というふたつの速度チェックツールを提供してくれています。

詳しい使い方はこちらの記事を見てください。

PageSpeed Insights ではどこを直せば良いかメッセージが出ます。

指摘された部分の対策を行ってみてくださいね。

速度対策1:画像を圧縮して縮小する

PageSpeed Insights

メッセージ例

効率的な画像フォーマットにする

適切なサイズの画像

私のスピード効果 プラス20点

Web画面はそれほど高画質でなくても問題がない場合が多いです。

画像を圧縮し、画質を落として軽くしておきましょう。

一括で行う方法と個別に圧縮する方法、2つ紹介しますね。

画像を一括圧縮

難易度レベル ふつう ★★☆
必要な時間目安 15分~30分

画像圧縮のおすすめのプラグインはTiny PNG の Compress JPEF & PNG images

プラグインの選び方

じゅんこ
じゅんこ

パンダマークが目印

一度設定してしまえば、あとは画像をアップするたびに自動で圧縮してくれます。

既にワードプレス上にある画像は一括で圧縮が可能

こちらの記事を参照してください。

画像を個別圧縮

難易度レベル かんたん ★☆☆
必要な時間目安 5分~10分

すごく大きめの画像だけ個別に小さくしてからアップロードするのも手。

特にヘッダー画像などは効果があります。

画像を縮小するツールは Smart PNG and JPEG compression が手軽で便利。

画像縮小smart png and jpeg compression

これも実は先ほどご紹介したのと同じ Tiny PNG 製です。

速度対策2:レンダリングブロック対策をする

PageSpeed Insights

メッセージ例

レンダリングを妨げるリソースの除外

使用していない CSS を削除してください

オフスクリーン画像の遅延読み込み

私のスピード効果 プラス10点~15点

WebページはHTML, CSS, Javascriptを組み合わせて出来ています。

javascriptとcssの役割

javascriptやcssの処理が多いと、スピードが遅くなってしまいます。

こういった負荷を減らすには3つの対策が有効です。

Javascriptの実行遅延

難易度レベル ふつう ★★☆
必要な時間目安 10分~20分

1つ目の対策はJavascriptの実行を遅らせること。

ページを開いた時に実行しないようにすれば、それだけ早くなります。

「レンダリングを妨げるリソースの除外」の後にJavascriptファイルが出ていたら試してみてください。

【レンダリングを妨げるリソースの除外メッセージ】

レンダリングを妨げるリソースの除外

javascriptファイルは上記のように “.js” がついています。

くわしい対策はこちら。

JavascriptやCSSの縮小

難易度レベル ふつう ★★☆
必要な時間目安 10分~20分

JavascriptやCSSファイルのサイズを小さくするのも効果があります。

コードを一括で縮小するプラグインやWordpressの設定はこちらをご覧ください。

オフスクリーン画像の遅延読み込み

難易度レベル ムズイ ★★★
必要な時間目安 15分~20分

Webページは最初に開いた時に表示されない画像をオフスクリーン画像といいいます。

スクロールすると出てくる部分ですね。

オフスクリーン画像は最初に読み込まなくても良いと設定すると、速度がアップします。

この遅延読込機能をLazy Loadといいますが、Lazy Load使用には注意点アリ

こちらの記事で解説しているので、実行前にはご一読ください。

速度対策3:不要なものを削除する

PageSpeed Insights

メッセージ例

使用していない CSS を削除してください

第三者コードの影響を抑えてください

私のスピード効果 プラス20点~25点

一番基本といえば基本ですが、いらないものは消しましょう。

チリツモでどんどん重たくなっていきます。

2つ方法を紹介します。

不要なプラグインの削除

難易度レベル かんたん ★☆☆
必要な時間目安 5分~

*どれを消すか悩む時間は個人差大きい

1つ目の対策はJavascriptの実行を遅らせること。

プラグインは入れたまま使わないものもあったりしますよね。

この機会に見直して、不要なものは削除していきましょう。

「そもそも必要なプラグインしかない」という人にはあまり効果がないかもですが。

プラグインをどんどんインストールしちゃう人は、ぜひ一度整理してみてください。

第三者コードの影響を抑える

難易度レベル ふつう ★★☆
必要な時間目安 5分~

*どれを消すか悩む時間は個人差大きい

1つ目の対策はJavascriptの実行を遅らせること。

第三者コードとは外部から読み込まれている部分のこと。

ここの連携も外すと軽くなります。

具体的に何が重いかは、PageSpeed Insightsで教えてくれます。

【第三者コードの影響を抑えてください】

第三者コードの影響を抑えてくださいPSIメッセージ

私のサイトはサイドバーにTwitterの投稿を埋め込んでいました。

これが重いとメッセージが出ました。

Twitterを外してみたところ、点数アップ

ただ外部ツールとの連携が重要な役割を果たしている場合も多いと思います。

外部連携によるメリットとスピード、どちらを取るかはご判断ください。

じゅんこ
じゅんこ

最後はスピードと品質、どちらを選ぶか。

悩ましいですね。

WordPressが遅い時に速度対策した効果

速度59点アップ

私は以上7つの対策を実施した結果、速度が59点アップしました。

私の環境や悩み、そして成果をまとめておきますね。

サーバー エックスサーバー
ワードプレスのテーマ Cocoon
速度の悩み モバイルの速度が特に遅く「遅い」と評価される
対策の成果 PageSpeed Insights 34点→93点にアップ

なお、この点数は本サイトではないものです。

ご覧頂いている本サイトでも対策を行ったところ、67→96との点数が29点アップしています。

さいごに

WordPressの速度を上げる7つの対策を紹介しました。

速度が遅いとSEO的に損という話もあります。

サイトのスピードに悩んでいたら、試してみてくださいね。

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