橘玲【貧乏はお金持ち】マイクロ法人(ひとり社長)の魅力と使い方

今後の仕事や社会のこと

「黄金の羽の見つけ方」で有名な橘玲(たちばな あきら)さんの「貧乏はお金持ち 雇われない生き方で格差社会を逆転する」を紹介します。

こちら、フリーランスや法人化検討中の方におすすめな本です。

わたし自身は5年前にフリーランスになり、2年前に合同会社を設立しました。

サラリーマン時代と比べて「もっとお金のことを学んでおくべきだった」と、反省することばかり。

橘さんの本からも学ばせて頂いております。

そんな立場から、本を読んで特に役立つと感じた部分をピックアップしていきますね。

橘 玲 さんについて

最初に著者紹介から。

橘 玲(たちばな あきら)さんは、日本経済新聞で連載をされていたとのことですが、他、あまり分かっておりません。

テレビ出演も断り、本名もお顔も公開されていません。

(ブログやTweetは運営されています。)

その理由として、ブログに次のように書かれています。

テレビ出演の依頼はすべてお断りしていますが、その理由は、「自分の知らないひとが私のことを知っている」のが気味悪いからです。

*参考元:橘玲 公式Blog

公開すればプライバシーを失うことになり、一度失うと取り戻せない。

芸能人やスポーツ選手のように本名や顔を公表することが必要だったり、相応の見返りがあるのでなければ、そんなことをする意味はないとお考えのようです。

なかなか、一筋縄ではいかない方だな、と感じますね^^

橘玲【貧乏はお金持ち】マイクロ法人(ひとり社長)の魅力と使い方

まずはなぜマイクロ法人が良いか、現在の社会情勢をからめて解説します。

そのあと、マイクロ法人の使い方を紹介します。

サラリーマンでがんばっても美味しくない理由

わたしたちが今生きているこの資本主義社会では、「所有している資本」を市場に投資して利益を得ることになっています。

サラリーマンも同じ。

労働を提供して、利益を得ます。

ただサラリーマンは、起業家としてのコア部分である【ファイナンス】を切り離して働く生き方。

税金の支払いを含め、お金に関する部分は雇い主がすべて行ってくれます。

少し前までは、日本ではこれが一番安全で効率が良い働き方でした。

日本の社会では会社が老後の保証までしてくれるので、一度良い企業に入社できれば、あとは定年まで頑張るという働き方が一般的だったわけです。

ただこれは、実は企業がずっと組織を拡大し続けていなければ成り立たないシステム

言ってみれば最初から続かないのが分かっていたやり方です。

じゅんこ
じゅんこ

そのために、日本の制度を【ねずみ講】と呼ぶ人もいますね。

案の定、日本経済が上向きの間は良かったものの、成長が止まった場合には維持できません。

企業は一度雇った社員を解雇できないので、非正規雇用を増やし、新規採用を抑えるしかない。

社内では上が使えているので出世や待遇アップはなかなかのぞめない。

この状態は変わらないどころか、今後も悪化していくでしょう。

というのも、日本の財政が悪化していくと、税金を上げざるをえなくなります。

一番税金を取りやすいのは、ファイナンスについて会社に任せきりで、文句も言えないサラリーマンと言えます。

こんな不条理に我慢するより、マイクロ法人という生き方を選んだほうがずっと良い、というのが著者の意見です。

マイクロ法人(ひとり社長)でできること

本の中では「マスオさん」がマイクロ法人を作ったらどうなるかを例に、マイクロ法人のメリットを解説しています。

あのサザエさん一家がマイクロ法人になるわけです^^

*画像引用元:https://www.fujitv.co.jp/sazaesan/

マスオさんがこれまでサラリーマンとして働いていた会社と、業務委託契約を結びます。

そして法人からマスオさん、波平さん、フネさん、サザエさんに給与を払います。

給与は経費とすることができるので、売上を経費と相殺して収益を下げることができます。

収益が減れば、それだけ税金の額も減らせます。

他にも、様々なお金を経費とすることができます。

たとえばマスオさんがノリスケさんと飲みにいけば、これは接待交際費となるでしょう。

じゅんこ
じゅんこ

ちなみに本の中ではマスオさんとノリスケさんはキャバクラにいった想定になっていましたが

節税と脱税の違いについて

このようにマイクロ法人を作ると色々なものが経費となり、税金をおさえる(節税)に役立ちます。

表向きの収益は減るものの、それによって税金を抑えることができるのです。

とはいえ、何でもかんでも経費にするのは当然ダメです。

倫理的にアウトですし、また、キケンでもあります。

というのも、下手をすると節税ではなく、「脱税」と解釈されるからです。

著者によると節税と脱税は境界線がアイマイながら、結局「善意」と取れるか「悪意」と取れるかがポイント

マスオさんの例に戻りまして、たとえば彼が沖縄へ出張へ行ったことにしたとします。

ところが出張期間中も、通常どおり昼食代や交通費を経費として計上した履歴があるとします。

これでは辻褄があいませんし、うっかりミスでもなさそうです。

つまりマスオさんの行為は、悪意のある「脱税」と判断される可能性大。

「得だから」と実態もないのに見境なく経費計上すると、取り返しのつかない事態になりかねないのです。

マイクロ法人は超お得にお金を借りられる

節度が大事ですが、マイクロ法人を上手に使えば、節税効果があります。

さらにマイクロ法人には、節税以外のメリットとがあります。

それは、お金を借りやすいこと。

著者曰く、日本の中小企業は非常にお金を借りやすいとか。

著者の実験によると、自分の経営するマイクロ法人で融資を申請したところ、1週間足らずでOKがでて、0.37%の金利で1000万円がかりられたとのこと。

返済期間は7年

新生銀行で円の定期預金をしても、3か月で0.7%の利子がついたりするので、これは、本当にすごい好条件。

なぜそんなことが可能なのかといえば、銀行は「お金を返してくれた実績のあるところには貸したい」のが本音だから。

銀行としては

危ないところには貸したくない。

けれど確実に返してくれるところには貸したい。

というのが実情。

「お金を貸して返したことのある」実績がある企業であれば、返済の可能性がかなり高いと判断できるわけです。

つまり一度銀行からお金を借りてしっかり返しておけば、次からお金が借りやすくなるといえます

ちなみに著者には、既にお金を借りて返済する実績があるそうです。

わたしは融資を受けたことがなく、「必要ないからいいや」と思っていました。

ですが、この部分を読んで、少々、目からうろこが落ちました。

じゅんこ
じゅんこ

本気で借りたいときのために「必要ないけれど借りて、返す実績を作っておく」という考え方があるのですね。

このように、本の中には今すぐ使う必要はなくとも、知識として知っておくべきことが色々書かれています。

ちなみに借りる際には日本制作金融公庫か各自治体の制度制度融資のうち、そのときの金利がお得なほうが良いとのこと。

創業時には創業支援の融資制度もあるようです。

さいごに

マイクロ法人を作り最も効率的な節税が可能になりますし、低リスクでお金を借りて運用するなどの技も使えます。

ただ大前提として、しっかりとお金や制度について勉強することが必要

本書の中には資本主義という制度の落とし穴もいろいろと書かれております。

「今の制度が実はどうなっているのか知りたい」

「これからの時代に合った働き方を見つけたい」

と思ったら、一度、橘さんの本を読んでみてください。Kindle版もあります。

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